よく寄せられる質問 (FAQ)
ドライアイス、ドライアイス製造、およびドライアイス ブラストについてよく寄せられる質問
弊社の Web サイトにご質問に対する回答が掲載されていない場合は、info@coldjet.com または 800-337-9423 まで遠慮なくお問い合わせください。
- Q:ドライアイスとは何ですか?
- A:ドライアイスは、二酸化炭素 (CO2) の固体です。CO2 は、無味、無臭、無色の気体であり、大気中に自然に存在します。
- Q:ドライアイス ブラストとは何ですか?
- A:ドライアイス ブラストは、媒体を圧縮空気流 (または他の不活性ガス) により加速することで対象表面に作用し洗浄するサンド ブラスト、ビード ブラスト、ソーダ ブラストに類似する手法です。ドライアイス ブラストについては、この記事を参照してください。
- Q:ドライアイスはどのようにして保管しますか?
- A:ドライアイスは、断熱容器内に保管する必要があります。断熱材が厚いほど、昇華速度は遅くなります。一般的なドライアイスの昇華速度は、室温と容器の厚さに応じて、1 日 2%~10% 程度です。
- Q:伝統的なブラスト媒体に代わり、ドライアイスを使用する理由は何ですか?
- A:他のほとんどのブラスト媒体は、二次廃棄物が残留します。ドライアイスは、対象表面との衝撃で昇華 (蒸発) します。残るのは除去した汚染物だけです。また、ドライアイスは衝撃により蒸発するので、一般的なグリット ブラスト媒体では引っかかるような複雑な空孔部を洗浄する場合にも使用できます。
- Q:どのような作業プロセスですか?
- A:他のブラスト媒体とは異なり、ドライアイスの温度は -109°F (-78.3°C) です。ドライアイス ブラストプロセス時に、ドライアイス粒子と処理対象表面間の温度差のために熱衝撃が発生します。これにより、2 つの異種物質間の結合が乖離します。
- Q:汚染物には、どのような現象が生じますか?
- A:汚染物は乾燥している場合もあれば湿っている場合もあり、また固いものもあれば、柔らかいものもあります。乾燥した汚染物は小さな小片に分解され、掃いたり、吸引したりできます。粒子が十分に大きい場合は、空中に飛散しません。油脂や油など、汚染物が湿っている場合、Cold Jet ストリームは高圧水流と同じように汚れた液体を押し出します。ただし、汚染物が除去された表面は乾燥して清潔な状態が維持される点が異なります。再沈着を防止するために、作業員は上から順序だって作業するべきです。
- Q:汚染物またはドライアイス ペレットが跳ね返ることはありますか?
- A:ドライアイス ペレットは衝撃により昇華して気相状態になるので、一般的にドライアイス粒子は跳ね返りません。除去された汚染物質は通常、ブラスト ジェット流により押し流され、ブラスト ガン近辺に直接跳ね返ることはありません。ただし、機械の操作中には常に、保護メガネを着用する必要があります。
- Q:ドライアイス ブラストにより基材が破損することはありますか?
- A:Cold Jet ドライアイス ブラスト プロセスにより基材が破損することはありません。基材を摩耗することなく、汚染物を除去するようにドライアイス ペレットのサイズと速度を最適化できます。Cold Jet プロセスでは、繊細なクロム メッキやニッケル メッキのツール、柔らかいアルミニウムや真鍮の合金、電線絶縁材、さらには回路基板でも破損することなく洗浄できます。
- Q:Cold Jet® ドライアイス ブラストを使用して、熱を持つ用具を稼働中に洗浄できますか?
- A:はい。実際、基材が熱を持つ場合でもドライアイス ブラストは高速に洗浄できます。
- Q:ドライアイス ブラストにより基材は冷却されますか?
- A:はい。ただし、それほど極端ではありません。冷却量は、基層の素材、ドライアイス ブラスト ストリームの滞留時間、およびドライアイスの使用量に応じて異なります。たとえば、30 インチ (76.2 cm) x 30 インチ (76.2 cm) のゴム鋳型の初期温度が 325°F (162.8°C) である場合を考えます。本ツールによるブラスト洗浄後 (約 12 分間)、鋳型の温度は 300°F (148.9°C) 程度になります。
- Q:熱鋳型が温度低下により破損することはありますか?
- A:一般的にはありません。洗浄中の表面の温度変化は小さく、相当する引張応力は大半の鋳型で通常の熱処理により到達するレベルをかなり下回ります。
- Q:洗浄プロセスで結露が生じることはありますか?
- A:基層の温度が露点を下回ると結露が生じます。露点は、室温および毎日の気候パターンに応じて変化します。熱を持つ基層を洗浄する場合は、表面温度が露点を上回ったまま維持されるので、結露が生じるのはまれです。結露が生ずる場合は、ヒーター、加熱ランプ、または放風装置を使用することにより、結露に対応できます。
- Q:それぞれの洗浄用途でどのような装置が必要になりますか?
- A:本ドライアイス ブラスト システムには、お客様の用途に最適なブラスト/エア ホース、アプリケータ、ノズル、そしてスタッフの参照用およびトレーニング用のトレーニング CD が完備しています。Cold Jet ドライアイス ブラスト システムを操作するためにその他に必要になるのは、工場用空気、共用壁コンセントからの電源、ドライアイス ペレット/ブロックです (システムに応じて異なります)。
- Q:必要な空気量はどの程度ですか?
- A:一般的な Cold Jet ドライアイス ブラスト システムは、80 psi (5.5 bar) で 150 scfm (4.25 m3/分) により動作しますが、お客様の要件は、用途に応じて異なります。低流動ノズルも使用可能であり、この場合は 80 psi (5.5 bar) でわずか 50 scfm (1.42 m3/分) のみが必要です。
- Q:ドライアイス ペレット/ナゲット/ブロックはどこで入手できますか?
- A:ドライアイス ペレット/ナゲット/ブロックは、世界中どこでもご利用頂けます。米国では +1-800-SEND-ICE (+1-800-736-3423) または +1-513-831-3211、欧州では +32 (0)2 467 4101 まで、最寄りの担当についてお問い合わせください。
- Q:ドライアイス ブラスト機械の携帯性について教えてください。
- A:いずれの機械についても、1 人の作業員が特殊な器具を使用することなく工場のフロア上で簡単に移動できます。
- Q:屋外でドライアイス ブラストを使用しても安全ですか?
- A:はい。CO2 ドライアイスは、屋外のブラスト用途で使用しても安全です。実際、カリフォルニア州環境保護局を含む多くの機関が屋外のブラスト用途におけるドライアイスの使用について、Cold Jet を承認しています。
- Q:予想されるドライアイスの使用量はどの程度ですか?
- A:効果的な洗浄を行うために必要になるドライアイスの量は、各ドライアイス ブラスト システムと洗浄用途に応じて大幅に異なる場合があります。Cold Jet ドライアイス ブラスト装置によるドライアイスの平均消費量は、毎分約 2 1/2 lbs (1.1 kg) です。
- Q:アフター クーラーは必要ですか?
- A:請負洗浄/修復洗浄業のお客様であれば、空気の供給源として携帯ディーゼル コンプレッサを使用する場合にアフタークーラーが役立つことがあります。アフター クーラーにより、使用中のディーゼル機関コンプレッサからの水分が Cold Jet ドライアイス ブラスタによりブラストされないように予防できます。これは主に、湿度レベルに左右されます。
営業担当者がお客様のニーズを評価し、Cold Jet ドライアイス ブラスト システムから水分を含まないドライアイスを供給することにより、生産性を最大化するための適切なシステム構成を推奨できます。
- Q:システムを維持するためにどの程度の保守作業が必要ですか?
- A:非常にわずかです。Cold Jet ドライアイス ブラスト システムは、最小限の保守作業で数年間、故障なく使用できるように設計されています。各システムには、推奨される日常の保守作業について説明する作業員マニュアルが付属します。こうした保守作業の例としては、定期的なフィルタのチェックやホースのひび割れのチェックなどが挙げられます。
- Q:密閉された場所でブラスト作業を行っても問題ありませんか?
- A:はい。ただし、適切な換気が必要です。CO2 は空気よりも 40 % 重いので、密閉された場所でブラスト作業を行う場合、床面または床面近くに排気口を取り付けることをお勧めします。開放環境では、既存の換気により過度の CO2 蓄積を十分に防止できます。CO2 は無毒ですが、大気中の酸素を追い出してしまいます。
- Q:ドライアイス ブラストでの主な安全上の問題は何ですか?
- A:安全上の問題の 1 つは、可動部分から作業員を保護することです。Cold Jet 装置は、作業員がシステムをシャットダウンしないと可動部分に接触できないように設計されています。
もう 1 つの問題はドライアイスの温度です。-109°F (-78.3°C) のドライアイスに触れる場合は、手袋を着用することをお勧めします。目および耳の保護具は常に着用するべきです。
- Q:システムの騒音はどの程度ですか?
- A:騒音の大きさは、気流量と気流速度の関数です。ノズル内では、残流が高速な気流により寸断され、騒音を生じる乱流が起こります。作業員は、適切な聴力保護具を着用することで、システムを終日安全に操作できます。
- Q:シングル ホース システムとデュアル ホース システムの違いは何ですか?
- A:デュアル ホース ブラスト システムでは、ドライアイスが 1 本のホースで供給され、高圧気流が別のホースで供給されます。ドライアイスと高圧気流は、ノズルを出る直前まで混合されません。
シングル ホース ブラスト システムでは、高圧気流とドライアイスが機械を離れた瞬間から混合されます。シングル ホースシステムは、より強力な洗浄を必要とする場合に適した選択肢になることがあります。
- Q:ペレット/シェーブ ブロック粒子のいずれのブラスト システムを使用すればよいですか?
- A:小さなシェーブ粒子は、大半の塗装の除去時、または微小口やスクリーンなど複雑な形状または小さな開口部を持つ装置の洗浄時に適しています。厚い汚染物質を除去する場合は、ペレットがより適しています。個別の各ペレットの質量が大きいために、汚染物質を貫通して乖離させるのに必要な衝撃を与えることができます。